2013年10月29日火曜日

安全宣言と決意表明

安全宣言は安全週間などのイベントで高らかに宣言するいわばアピールに該当します。宣言する方もこれを聞き・読む方も安全宣言の内容を我が心とする、という前提の下で安全宣言はなされます。かたや、決意表明は自身の心に期する内容の表明です。自己アピールではありますが、概ねは公的にアピールすることはできず、決意表明をした本人への評価が後に残ることとなります。

安全宣言は個人発とは言え、職場の全員が心一つになることがもっとも大切なこと。この辺の実情はいかがなものなのでしょう。

昇格人事と人間の本質【エピソード】

昇進昇格と言って、昇進すれば昇格はまず付き物です。しかし、昇格のみの場合、一応、社内の資格は上がるのですが昇給が無い場合もあり、この辺は微妙な問題です。

立派な仕事ぶりに昇格させたあげたいが、昇給のゆとりがないのでそのまま、という会社もあれば、昇給なしを前提に鼓舞する意味で昇格させるという会社もあるようです。

ここでまたつきまとうのが世のセクショナリズムです。これは会社の上層部だけの話ではなく、一平社員の立場にあっても、大いに存在しています。同期の同僚が係長に昇進した直後、付き合いをしなくなる、というケースはよく見られること。悲しいことに、昇格のみの辞令をもらって昇給がないのに、係長昇進者と同様に付き合いを辞められたというケースもあるそうです。

会社などの組織にあっては人事の度に様々な人間模様が展開されます。群れをなして安閑としているか。孤高に上を目指すか。人物の本質も顕在化するというものです。醜い本質をあからさまにしておきながら、群れの中のその他一同として安穏を貪る方々。このような方々を善良な小市民と称するのが世のならいとでもいうのでしょうか。